Raspberry Piのkernelのscheduler
kernelのconfigオプションで選べるschedulerは3種類
- Cluster
- Multi-core
- SMT
Cluster Scheduler
L2 cacheなどのリソースを共有しているコアがある場合に有効、Raspberry Piはこのパターン、音の変化も最も大きく、音質に有効そう。
Multi-core scheduler
マルチコア向けということ以外調べてもよく分からず。latencyのplotが大幅に悪化、kernelの通常の動作にも問題ありで適用見送り。
SMT scheduler
ひとつのコアで2つのスレッドを実行する技術とのこと。音質に大きな変化があるようには感じられなかったけれど、1コア当たり2スレッド動くのでmake -j8が出来るようになる。